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2020年4月28日火曜日

20200428 民法975条と972条にて

民法975条 というのがあります

民法を読んでいると色々と法律が面白くなってきます。

逆に、こんなことまで規制しているのかとか、こういう場合はこう対応していうのかというのも。

そこで975条と一緒に今後高齢化社会に伴って出てくる課題をお話したいと思います。

それが 972条 かなと。




yeyshonan · Podcast jFuneral 20200428 民法975条と972条


実際、975条から前後を読みますと、かなり細かく書かれています。



972条は「口がきけない人」を想定しています。

「口がきけない人」=しゃべれない人です

英語では Cannot Speak ですが、どういう人を言うのだろうか。

事故で顎が砕けたとか、病気で声がでなくなってしまった人、ショックで声がでなくなってしまった人、認知症の人たち、耳が不自由な人とか

しかし、この人たちは、ここでも伝えましたが、現在、パソコンで遺言書を作ることができます。


さて、975条は共同遺言の禁止です。

なぜ共同遺言を作ろうとするのか。

考えてみたら、972条に該当する人たちのためと思って勝手に作ろうとする人たちですよね。

これから高齢化社会で尚さら、夫婦で作ってしまおうとする人たちが増えそうです。

共同遺言は禁止されています

2020年4月4日土曜日

20200404 死を直面しない時代

哲学ですよね

だかららこそ、争族になったりします

戦後10年くらい(1950年--昭和25年)くらいは常に家庭に死がありました

人が死ぬのは当然ではあったが、それも自宅で亡くなるというのがごく一般的でした

火葬場が出来て、土葬から火葬に移り変わりました。

うちの実家のスタッフが、あるとき、ご遺族がご遺体をくるくる巻きに結いてしまった事件が。

そう、棺桶というのは、当時寝棺ではなく、座棺でしたので座らせて人を入れる。

これを解くのと、気づいたら死後硬直していて大変だったと

昭和の終わりの時代(1980年代後)の出来事ですよ!




今日もコロナウィルスで大勢の人が亡くなっています。
芸能界でも多くの感染者が出はじめています。

TV局も番組制作ができなくなり、放送中止にしたり、再放送で乗り切ったりしているみたいです。

中国も突然、昨日1000人の死者が出たそうです

日本も高度経済成長で公衆衛生のために火葬場が増え、土葬を禁止するようになり、更に水洗便所が住宅に入り、死というのが直面しなくなりました。

おじいちゃん、おばあちゃんの最期は老人病院で看取る時代になり、人々はご臨終の場で出くわさなくなりました。

そして、また今、またそれが逆に戻ってくるようになったのは、医療費削減で病院ではなく最期はご自宅で迎えるようにと指導があるからです。


相続を争族にならないためには互いの理解が必要です。

それには日ごろのコミュニケーション(会話)が必要不可欠なのはいうまでもありません。

この際、 #StayHome #うちで過ごそう で乗り切っていただきたいがお葬式だけは待ったなしです。


20200403 コロナと葬儀

あら、日を越してしまいました。

って書いている間に居眠りを・・・

あまり書きたくない課題ですが、書かざるを得ない「コロナウィルス」のことです

さて、皆さまの悲しみが少し落ち着いたのかなってことで書く準備ができました。

志村けんさんのご冥福をお祈りします

芸能界でもかなり蔓延していると報道があります

さて、葬儀とコロナのことで


葬儀場は大丈夫なのか、火葬場は大丈夫なのか?


葬儀場も火葬場も場所的には大丈夫

しかし、来訪者(弔問客)はNGです



もし身内の方が亡くなって、ご葬儀をされた場合、万一、ご家族の誰かも濃厚接触者であり、罹患していたらダメです。

そういう意味では、ダメです

葬儀社もできるだけ施設を消毒しています

しかし、通夜の会食で寿司桶からみんなが突っついて食べるようで、そこに酒が入り、ツバが飛ぶ(飛沫感染)でアウトになります


火葬場の設備だって、火葬炉は1000度前後の火力で燃やしますので問題ありません。

しかし、待っている人に陽性の方がいらしたら、また周囲を感染させてしまいます。



なので、時間外に最小限の人で来てくださいと。

そして、お別れも出来ぬままでお骨として戻ります。

悲しいけど、終わったあとには骨葬で弔いっていただきたい

2019年7月28日日曜日

アメリカ人と日本人は死生観が似ている

最期は畳の上で死にたいと思う日本人

アメリカ人も自宅で亡くなりたいと思っているらしい

http://blog.sevenponds.com/professional-advice/what-are-indicators-of-aggressive-care-at-the-end-of-life

過剰ケアって言うのは問題

とくに保険適用外が多いアメリカでは、死なせてくれと言いたいけど、そうしてくれない。

”Agressive Care” という言葉が世界共通なのかも知れない。

つまり死ぬのをわかっていても過剰にケアして、ある意味人を苦しませているのかも。

死ぬ三週間前からずっと管を繋がれて生かされてしまうのは苦痛ではなかろうかと教授だけではなく、残された遺族もそう見ている。

高齢者の自殺に多く見られるのが鬱とのことだと教授は突き止めました。

そのような高齢者の多くは誰にも頼れる人、相談できる人、カウンセラーや精神科の医者がいないことも発覚しました。

これを食い止めることは難しい。

なぜなら施設に入っていても、看護師たちはその分野の専門家でもないのと、そこをケアするためにいるわけではないからだ。

身の回りの世話をやることが精一杯で、精神衛生面まで診ることが出来ないのが現状である。

日本でも同様で、介護施設の職員は入居者の精神衛生面まで診る暇がない。




今回は、みんな自宅に帰りたがっているんだよというお話でした。